おおきな きのしたで

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おおきな きのしたで

()おきな おおきな きが、やまの てっぺんに ありました。 ()たちは とんがりぼうしで、きらきらひかる ふしぎな きでした。 ()ずみさんが、そのきを みあげて いいました。 「()らすみたいに きれい。 ()ぜ きが、こんなに ひかっているのだろう?」 ()いおわると、きが しゃべりました。 「きらきらして すてきだろう、ぼくのか()。 でも ひからないきみには わからない()。 これでも こまることが あるんだよ()。 だれにも わかってもらえない なやみって やつ()。 ききたいか()? だったら こっちに いらっしゃ()。」
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