私の妹は霊能師

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46 不思議のアッコちゃん 「お姉ちゃん、今日は、皆、神棚の前に立だねどなんねんでねえのが~い?」と妹。 「んじゃ、そうする。 よろしぐない」と私。 私達家族は、自分のブレスレットを持って、神棚の前に立ちます。 2礼2拍、 神様、いつもお守り頂いてありがとうございます。 いつもの言葉を、家族皆で、言います。 最後に、 「何が、感じだ人いっか~い?」と妹。 「………」 「何だべ~? だ~れも、何にも、感じねのがい? 皆、黙って…困ったごどしたぁ~」と妹。 「私は、体が熱く、足の裏がモヤモヤしてっぞい~」と私。 「はい、次!」と妹。 「私は、何となく、モヤ~っとしてます」と娘。 「はい、次!」と妹。 「私は、心臓辺りが、ドクドクしてま~す」と孫A。 「あぁ~良がったない~ 血液の流れ、良ぐなって来たんだ~」と妹。 「はい、次!」と妹。 「後ろに、引っ張られま~す」と孫C。 「えぇ!誰だ~い、今、言ったの?」と妹。 「孫Cだぞ~い」と私。 「Cちゃん、ダメだ! 何が、学校で嫌なごと、あったんでねえのが~い?」と妹。 「あぁ~ はい…」と孫C。 「何あったが、言ってみ?」と妹。 家族皆、孫Cに注目です。 「えぇ…」と孫C。 「皆の前で、言いだぐないのがい? Cちゃん、おばちゃんと2人で、話すっかい?」と妹。 「あ… はい」と孫C。 「皆、神棚に2礼2拍して、今日はこれで終わりない… んじゃ、Cちゃん、2階に行って、おばちゃんと話すっぺない?」と妹。 私達は、 「ありがとうございました」と妹に言って終わりました。 孫Cは、結構長い時間、おばちゃんと話をしてました。 話を終えた、孫Cの顔は、スッキリとしてました。 「長い時間、何、話してたんだい? 孫Cは、何、悩んでんだい? 学校で、何あるんだい?」と私。 「お姉ちゃん、いぐら、お姉ちゃんでも、Cちゃんが皆に知られだくないって思ってるごとは、教えらんにんだ… Cちゃんは、難しい子なんだよ… どうせ、言っても、誰にも分がって貰わんに… 言ってもしょうがない… 面倒くさい…って、思ってる子なんだよ」と妹。 妹の、言う通り…孫Cは、独特な考えを持ってる子で、どう理解したら良いのか… どう接したら良いのか… 難しい子なのです…。 秘密のアッコちゃんならず、不思議のアッコちゃんなのです。 頑張れ!孫C! ばあちゃんは、いつも応援してるよ!
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