私の妹は霊能師

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55 パワーストーン その2 「お姉ちゃん、小説、書いでっか~い!」と妹。 「はぁ?」と私。 「○○(娘)ちゃん、言ってやりなよ~」と妹。 「毎日、言ってます」と娘。 眠りトドになって、なかなか書けない私に、少しでも、書くようにと電話をして来ますが… 思うように動かない私を見て、 妹は、娘に監視をさせているようです(笑) 「困ったなぁ~ このバーさまぁ~」と妹。 「バーさまない… いがれでっからない…」と私。 「うん」と妹。 「治してくんにゃ…」と私。 「アハハ~」娘と孫。 「ん?」と妹。 「ん? じゃなくて、治してくんにゃ…」と私。 「オレが?」と妹。 「うん、 いがれでる人に言っても無理が…」と私。 「石でも、握ってらんしょ!」と妹。 「ほうがい?」と私。 「うん」と妹。 「オラの、はり水晶、気の毒な はり水晶になっちまった…」と私。 「アハハッ~」と妹。 「本当に、かわいそう… どうもすみませんって言うぐらいになってる…」と私。 「うん…… 1回 うぢの店の中が、家の中に、突っ込むしかねぇない…」と妹。 「んだがい…」と私。 「うん」と妹。 「オラのブレスレット、み~んな、かわいそうになるんだで~ みんな、疲れでんだ…」と私。 「うん… 石、みんなかわいそうなんだよ…  最近の… みんな…」と妹。 「んだの…」と私。 「うん…」と妹。 「困ったない…」と私。 「そのくらい、外気が悪くて… しょうがねんだで…」と妹。 「ん~…… 困ったど…」と私。 「みえねだげ、いいで…」と妹。 「えっ!」と私。 「まだ、みえねだげ、いいで…」と妹。 「みえだんでは、終わりだな…」と私。 「うん… お姉ちゃんには、絶対見えねがら、大丈夫!」と妹。 「どうも、ありがど」と私。 「うん」と妹。 「どうも、ありがと… 守って貰って…」と私。 そして、 「は~い! んじゃ、神棚に手合わせでな~い、 2礼2拍がらだぞ~い」と妹。 私達は、いつものように、清めて貰うのです。 「お義兄ちゃんから、一人一人願いを言って下さい」と妹。 「オレの悪いもの、全て取り除いて下さい」と夫。 「はい、お姉ちゃん」と妹。 「毎日、小説が書けますように、お願いします」と私。 「はい、○○(娘)ちゃん」と妹。 「良い、仕事が見付かりますように、お願いします」と娘。 「はい、○○(孫A)ちゃん」と妹。 「早く、バイトに行けますように、お願いします」と孫A。 「はい、○○(孫D)く~ん」と妹。 「○○(孫C)~」と私。 「あっ、○○(孫C)ちゃ~ん」と妹。 「テストで、良い点数が取れますように、お願いします」と孫C。 「ん?」と妹。 「テストで、良い点数が取れますようにと言ってま~す」と私。 「○○(孫C)ちゃん、本当に、そう思ってる? 今、じいちゃんがら、○○(孫C)は、ほだごど思ってねぇげんとって言わっちゃんだげんと」と妹。 「違う事、考えでだ?」と私。 「取り敢えず、言うごどねぇがら言ったって感じじゃねぇがって」と妹。 「でも、良い点数は、取りたいそうです」と私。 「あ~ そうなの~大したもんだべした」と妹。 「うん」と私。 「うん、○○(孫D)く~ん」と妹。 「お金持ちになれますように」と孫D。 「ん? 何だって?」と妹。 「お金持ちになれますように、 何にしようか、随分悩みましたが…」と私。 「うん?」と妹。 「何にしようか、随分悩みましたが お金持ちになれますように」と私。 「う~ん」と妹。 「はい」と私。 「みんな、あまりお金ない~お金ない~ って言わないでね」と妹。 「はい」とみんな。 「お金入る~お金入る~ って言うの、そういう時はね」と妹。 「はい」とみんな。 「うん、みんな朝起ぎで、ご飯食べで、“うまい”って言うど、なにが変わんねがい?」と妹。 「変わんねがい?」と私。 「変わんねがったがい?」と妹。 「体、あったかぐなるんだよね?」と私。 「ん? “うまい”って言うど?」と妹。 「うん」と私。 「うん、体が喜ぶんだよ、 朝がら“うまい”ってごどは、いいごどを言うわげだべした だがら、運気を上げるごどでもあんの!」と妹。 ボンクラな私には、良く分かりませんが、 少しでも運が上がるなら、毎日、続けて行きたいと思いました。
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