22人が本棚に入れています
本棚に追加
〜運命の出逢い〜
ある日の学校帰り、たまたま立ち寄ったカフェで見つけてしまったんだ‥運命の人を
その日は凄く天気が良くて、初夏の匂いを感じさせる爽やかな晴れの日だった
学校が終わり帰宅の地につこうと、駅へと向かって歩いている時、突然の豪雨に襲われたんだ
「なんだよ…天気予報晴れだって言ったじゃん!!さっきまで、あんなにいい天気だったのに・・」
文句を言いながらも、雨宿りのつもりで近くにあったカフェに入った。
(すぐ止むかなぁ~?)
窓際の席へと腰を下ろすと、メニューを眺めた。
(甘いものは得意ではないし‥コーヒーでも飲むか…)
「お決まりになりましたか?」
タイミングよく現れた店員に目が釘付けになった
「あ‥え、え~と‥あの‥アイスコーヒーを一つ」
「一緒に此方のケーキは如何でしょうが?当店のお勧めなんですよ」
「え‥?あ、じゃあそれも一つお願いします」
「はい。畏まりました、少々お待ちください」
スラっとしていて、立ち振る舞いまで格好良い店員に思わず目が釘付けになってしまい、思わず余計な物まで注文してしまい、こっそりと財布の中身を確認した。
その店員は、店内をスマートに歩き廻り、女性客から溜め息にも似た吐息混じりの熱い視線を向けられていた
男の俺から見ても、物凄く格好いい。
暫く見とれてると、俺のところに注文した商品を運んできた
「お待たせ致しました」
「あ‥ありがとう」
「失礼します!」
思わず名札で名前を確認した
(チョン‥ユンホか、名前まで格好いいな‥)
最初のコメントを投稿しよう!