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〜俺とジュンス〜
後日、ジュンスを連れてあのカフェに行ってみたんだけど、あのお兄さんは居なかった
「あれ~?今日はお休みなのかなぁ~?残念・・」
「え~?居ないの?じゃあしょうがないね・・でも、ここのケーキ凄く美味しいね!うきゃんうきゃんw」
「だろ?俺も甘いの苦手なのに、ペロッと食べられちゃったんだ」
「でもさ、僕たち以外女の人ばっかだね~?」
「そう言われてみれば、そうだね」
「うきゃんきゃんw」
ガールズトークならぬボーイズトークに花を咲かせて、その日は帰って行った
「あのケーキ、ほんと美味しかった~!!また行こうね??」
「そうだね。また行こ!今度は絶対ジュンスにも見せてあげたいw本当にカッコいいんだから!」
「楽しみにしてる~。じゃあまたね」
ジュンスとは家が近所の幼馴染。
中学までは一緒だったけど、通ってる高校は別々。
ジュンスは昔からサッカーが上手かったから、サッカーの強い高校へと進んだ
俺は特に取柄もなかったし、やりたいことも特になかった。
だから、家から近くてそこそこ有名な高校へと進学した
でもいざ進学してみると、共学なのに圧倒的に男子生徒の方が多い
だからなのか?それともこんな容姿だからなのか、男にばっか告られる
でも、俺は女の方が好きだ‥多分
中学の頃付き合ってたのも女だったし、それなりに経験だってある
まあ、高校進学と共に別れてしまったけど
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