第1話 始まりのヒロイン

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昼休み、クラスの女の子が夕と輝の前に立つ。 「夕くん、福山さん、お昼一緒に食べない?」 輝「えっと…」 唐突な誘いに輝は戸惑う。 夕「彼女は一成こまりさんだよ」 簡単に名前だけ説明する。 こまり「改めてはじめまして!いちなるこまりです!よろしく!」 輝「福山輝です、こちらこそよろしくお願いします」 二人は軽く握手をした後、こまりは前の椅子に座り輝の机に可愛らしい弁当袋を置いた。 和紀「邪魔するぜ」 後ろから机に重箱のような三段弁当を置き、前に座る和紀。 夕「和紀、今日はやたらデカいな」 輝「重箱!?」 和紀「今日はどっかの誰かが弁当持ってこないだろうと思ってな」 ニヤニヤしながら俺に一段目の弁当を渡す。 夕「あ、」 自分が弁当を持ってないことに気づき、財布から500円玉を取り出しで和紀に渡す。 輝「あ、私もお弁当出さないと!」 みんなが弁当を広げたことに気づいた輝は急いで弁当を出す。 夕「とりあえず食べながら話そっか」
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