こども は よまないこと

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こども は よまないこと

カメは前から ウサギに惚れていた あの真っ白いふわふわの ウサギを いつか いつか いつか・・・・・ ウサギは前から カメに会うたび ドキドキしていた だって カメは ぬらぬらと ぐいぐいと あううぅぅ 春の朝 お花がいっぱい咲いてます お日様 ぽかぽか 青空がまぶしい 「ウサギさん こんにちは!」 「あら カメさん こんにちは!」 「いい天気ですね こんな日は・・・」 「こんな日は? 何かしら?」 カメはミドリの顔を赤くして (緑+赤=黒ジャネ? とか思うヤツ ベシッ!) ウサギに やさしく言いました 「こんな日は ウサギさんと…」 「なぁに? あたしと何か?」 「ハァハァ…し た い な」 「いいわね!」 ウサギは 明るく答えます 「それじゃ かけっこしよっか?」 ウサギのさわやかさ カメ ずぎゅん! 「いいね かけっこ どこを走ろう?」 カメは ほのかに期待する (*´Д`)ハァハァ ウサギは カメの耳元に 口を近づけ ヒゲでサワサワ カメの頭部を刺激して  濡れた小声で 息 吹きかけながら ゆっくり ねっとり ささやいた 「ここから 森を抜けて 山の上まで」 カメは もう既に (*´Д`)ハァハァ 興奮して いろいろ頭がいっぱいで  頭が 膨張して 張り裂けんばかり 「は… 早く スタートしようよ!」 カメの呼びかけに ウサギは微笑む
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