「特集 悪いやつら」

1/1

41人が本棚に入れています
本棚に追加
/32ページ

「特集 悪いやつら」

     本日6月18日の通知にあった「特集 悪いやつら」。その中で私の作品『異世界裏稼業 ウルチシェンス・ドミヌス(1)「桃色の髪の少女」』が紹介されていました。  私がエブリスタを使い始めて3ヶ月と少しですが、作品が特集に掲載されるのは2回目です。これってかなりラッキーなハイペースなのかな、と感じています。  何事も2回目となると、最初の時ほど感動も喜びも大きくないのが普通でしょうが……。なんと今回は、イチオシ作品としての紹介。これは嬉しい驚きです!        35fc6527-fb1c-4322-b5f4-3f49d6c913a1         前回も思いましたが、あらすじのまとめ方、上手いですよね。本当に勉強になります。  このエッセイで以前に数字を示したように、特集に掲載されると読者が急増する、というのは一度実感しています。普通に紹介されただけでも凄かったのですから、これが「イチオシ作品」となると、一体どうなるのでしょう? 今からワクワクしています。  作品そのものが違うので純粋な比較にはなりませんが……。普通に紹介された場合と、イチオシ作品として掲載された場合。その効果がどれくらい違うのか、あるいは大きな差はないのか。そこも興味深いので、しばらく様子を見て、またエッセイのネタにするつもりです。  さて、これで終わったらあまりにも短いので、便乗して少し作品の宣伝を。  以前に「特集 生まれ変わりました」で紹介していただいた『「ウイルスって何ですか?」――ウイルス研究者の異世界冒険記――』は、私が『烏川 ハル』という名前で投稿した初めての作品であり、オリジナル小説の投稿としては処女作に相当するものでした。ですからとても思い入れが強く、喜びもひとしおだったわけですが……。  今回の『異世界裏稼業 ウルチシェンス・ドミヌス(1)「桃色の髪の少女」』。これは別の意味で「おお、よりにもよって、この作品が!」という感慨がありました。  現時点での私の一番の自信作なのですよ、これ。コンテストの一次選考に二回通過したから、という理由で「私の作品の中では一番」としています。  真剣に作家を目指して、公募慣れしておられる方々ならば、一次選考通過は勲章にも何もならないでしょうが、私はそのレベルではありませんからね。一次選考を通っただけで「箔が付いた!」と大喜び。ましてや、それが同じ作品で二回となると……。  他にもう一つ、同じコンテストで二年連続の一次選考通過はありますが、別々のコンテストで一次選考を通過したのは、この作品だけ。だから私の他の作品にはないような良さがこの作品にはあるのだろう、と思えるのでした。  そんな『自信作』でしたが……。  正直エブリスタでは「あまり読まれていない」と感じて、つぶやき欄にそれを書いたこともありました。  他サイトでは外伝含めて5長編を掲載しているシリーズであり、1作目の手応え次第で順次エブリスタにも転載していくつもりだったのに「やめておこう」と一度は考えたほどです。  ところが、転載ではなくエブリスタ初出でスピンオフ短編を書きたくなって、「ならばシリーズ長編も一つだけでは格好が付かない気がする」と思って、2作目も転載。昨日その2作目が完結して、シリーズ前日譚となる外伝長編もスタートさせた、というタイミングでした。  このタイミングでシリーズ1作目の宣伝ができるのは興味深い、と思います。もしも『異世界裏稼業 ウルチシェンス・ドミヌス(1)「桃色の髪の少女」』を読んで気に入っていただけたら、続けて2作目も最後まで読んだり、外伝長編を毎日一話ずつ連載を追う形で読んだりしていただけるのですから。  そんなわけで。  今この作品を特集掲載という形で宣伝していただけることは、とても恵まれている、と感じたのでした。  1作目だけでやめずに続編もエブリスタに投稿することにしてよかった、と今は思っています。どんなことであれ、心変わりや予定変更を「よかった」と思えるのは素敵ですよね。    
/32ページ

最初のコメントを投稿しよう!

41人が本棚に入れています
本棚に追加