エブリスタを使い始めて思うこと――「小説家になろう」や「カクヨム」などと比較して――

「特集 悪いやつら」その後（前編）

　　　
　7月になりました。
　6月下旬の10日あまり（2週間弱）のデータをお見せするには良いタイミングだろう、と思ってエッセイを更新しています。
　前回の話にあった、6月18日の「特集　悪いやつら」。そこで紹介していただいた効果の披露です。

　まず最初にお断りしておきますが、私は一つ、大きく勘違いしていました。
　イチオシ作品としての掲載、あれは固定ではなかったのですね！
　イチオシ作品は日替わり、とページコメントで教えていただきました。
　情報感謝です。ありがとうございます！

　そうなると、二つ前の記事で書いた話。「特集　生まれ変わりました」で5月7日に紹介していただいた作品が、その直後だけでなく、5月20前後にも大きな反響があった、という件。
　あの時は「5月17日に作品が完結した影響かもしれない」と考察しましたが……。
　今になって思えば「その辺りでイチオシ作品になっていた」という可能性もありますね。特集掲載作品のデータを取るのであれば、イチオシ作品として掲載される日があったかどうか、そこも確かめるべきでした！
　知らなかったとはいえ、今さら手遅れなのが、残念です……。

　そんなわけで。
　今回の「特集　悪いやつら」では、毎日「私の作品、今日はイチオシ作品になっているかな？」と確認するようにしました。
　最初に言ってしまいますが、私の『異世界裏稼業 ウルチシェンス・ドミヌス（1）「桃色の髪の少女」』をイチオシ作品にしていただいたのは、6月の間は2回。
　6月18日の木曜日と、6月21日の日曜日でした。
　最初とその三日後ですから、日替わりといっても、順番ではなくランダムなのでしょう。特集掲載の作品数から考えて、三日で一周するわけがありません。そうなると、このわずか2回が「人々の目につきやすい初日」と「利用者が多くなりそうな日曜日」であったことは、凄いラッキーだと思います（平日よりは休日の方が、長い時間エブリスタにアクセスできるはず、という勝手な前提で考えています）。
　それを踏まえた上で。
　今回も、「ページビュー」「読者」「本棚」の変化をお見せします。6月のデータです。

『異世界裏稼業 ウルチシェンス・ドミヌス（1）「桃色の髪の少女』アクセスデータ（6月）　　　　

　既に完結済みの長編です。更新による宣伝告知はないので、今回の特集掲載によって知っていただくケースが多いはず。「ページビュー」を見ても「読者」を見ても「本棚」を見ても、6月18日で急増しています。
　特に、最初の数日間が凄い感じ。当然ですが「特集」というページが開設されて、それを見て来ていただくわけですから、特集スタート直後の勢いが一番なのは当たり前ですが……。
　今回、注目してみたいイチオシ作品という影響。これは、少しわかりにくくなりますね。6月18日も6月21日も、このスタートダッシュの数日間に含まれてしまいますから。
　そうなると……。
　ここで、前々回のエッセイを思い出していただきたいです。ページを戻って見比べるのは難しいでしょうから、あの時の「特集　生まれ変わりました」（5月7日）で紹介された『「ウイルスって何ですか？」――ウイルス研究者の異世界冒険記――』のデータ、これを再掲載してみます。

『「ウイルスって何ですか？」――ウイルス研究者の異世界冒険記――』アクセスデータ（5月）　　　

　やはり、掲載直後の数日間に、最初の一山がありましたよね。ただし、その『一山』が、今回ほど突出していないように思うのは……。最初の数日間が終わっても、急に勢いが落ちるわけではない、と見えてしまうのは、私の気のせいでしょうか。
　この「今回は前回と比べても、最初の数日間の盛り上がり方が際立っている」という見方が正しいのであれば、それは「やはりイチオシ作品の方が目立つから、効果的！」と言えるのでしょう。　　　

　……まだもう少し語りたいこと（画像データを含めて）があるのですが、画像上限に引っ掛かったので、前編・後編に分割します。