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エブリスタ は親切! ――「まもなく休載表示になる未完結作品があります」――
時の流れは早いもので、もう9月の半ばです。
私がエブリスタに登録したのは今年の3月9日でしたから、半年が経過したことになります。
そろそろエブリスタに慣れてもおかしくないはずですが、まだまだ私が気づいていない機能――エブリスタの素晴らしさ――は、たくさんあるのでしょうね。
その一つが、今回の話題です。
本日、エブリスタからメールをいただきました。「まもなく休載表示になる未完結作品があります」というタイトルです。
75日以上更新されていない未完結作品があるけれど、90日以上更新がないと『休載』表示になるよ、という主旨でした。
ちなみに、『75日以上更新されていない未完結作品』というのは、このエッセイのことです。
おお、そんなに更新していなかったのか、という驚きもありましたが、それはとても個人的な感覚。それよりも、エブリスタというサイトのシステムに関連して驚いたのが「わざわざ教えてくれるとは、なんて親切なんだ!」という思いでした。
今まで他の小説投稿サイトを利用してきて、こんな『親切』に出会ったことはありません。
そもそも「連載中」「完結済」だけで「休載」という区分がないので、わざわざ連絡をいただくこともないのですが……。
ここで、少し気になるのが「小説家になろう」です。
あちらには『休載』はありませんし、だから注意を喚起されることもありませんが、代わりに。
しばらく更新が止まっていると、いつのまにか作品ページ冒頭に、このような表示が追加されます。
読者に対しては親切ですよね。いちいち言われずとも、目次でエピソードの更新日時をチェックすれば「どれくらい更新されていないか」はわかるはずですが、その手間を省いてくれる形です。
でも、これ、作者に対しては親切でしょうか……?
WEB小説界隈には『エタる』という言葉があるように、永遠に続きが書かれない小説は、確かに多いのでしょう。でも読者目線ではエタった作品だとしても、作者としては「今は忙しくて無理だが、いずれ続きを書きたい!」と思っているかもしれません。
少なくとも私は、そのつもりです。
しかし……!
この『今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい』という表示。これって、作者には結構キツイ気がします。読者は読者で、これを見て立ち去る人も多いのではないでしょうか。
まあ、こうならないよう、ある程度の頻度で更新していけばいいのでしょうけれど……。こんな但し書きが付記される前に、知っておきたかったなあ、と前々から思っていました。どれくらいの期間で『今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい』になるのか、チェックしようと思いつつ、いつも忘れていました。
だからこそ余計に、今回のことで私は「エブリスタは親切!」と思ってしまったのでしょう。
その『どれくらいの期間』が、エブリスタでは90日以内なのですね! デッドラインを知ることが出来たのも、今回メールをいただいて嬉しかった点の一つでした。
……といっても、これ、私がマニュアルをきちんと読んでいたら、知っているはずだったことなのですね。「エブリスタサポート」から「作品の投稿/管理について」を見てみると、「休載作品とはなんですか?」の中に『執筆状況が「連載中」に設定されている状態で、90日以上更新がない作品は「休載作品」となります』と書かれていましたから。
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