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超・妄想コンテストについて改めて(前編)
久しぶりの更新です。
いやあ、本当に久しぶりですね!
前回の更新日を確認すると2020年9月22日ですから、既に一年以上も経過しています。
その間、エブリスタにおける私の活動は相変わらずでしたが……。
執筆活動全般で考えると、他サイトでは、それなりに大きな個人的ニュースもありました。
まずは2020年10月に、「ノベリズム」という小説投稿サイト(2020年9月開設)で有料連載を始めたこと。
私は利用したことないのですが、確かエブリスタでも投稿作品の有料設定は出来るのですよね? 使ったことない以上は断言できませんが、私が理解している限り、エブリスタの有料設定は「ノベリズム」のシステムとは違うはず。
「ノベリズム」の場合、ユーザー側で有料設定するのではなく、どの作品を販売するか決めるのはサイト側になっています。
「ノベリズム」の有料作品は「契約作品」という名称になっており、サイト内の説明では、
>先頭一部を無料で読むことができ、続きは有料
>書籍と同じカバー絵(書影)、挿絵がついており、書籍と変わらないような読書体験と、書籍以上の表現力を皆様に提供
>契約作品の販売は一話単位
>書籍と異なるのは、本文はリアルタイムで連載しているところです。作品によって毎日更新もあります、さらに挿絵もフルカラーで最短一週間間隔で更新します。
などと記されています。
これって、エブリスタの有料設定とは明らかに違いますよね?
この辺りの話題は、エブリスタと他サイトの比較にもなるので、単なる個人的な報告ではなく、一応はこのエッセイ本来の趣旨にも合致するでしょうか。
上述の『カバー絵(書影)、挿絵』も、契約作品になると、作者自身ではなくサイト側で用意。厳密には、挿絵や表紙絵を担当してくださるイラストレーター様や、表紙ロゴのデザイナーなどを手配してくださる形です。そうした方々と作者が直接やり取りするのではなく、いわゆる担当編集に相当する方が間に入って、発注指示書の作成などをしてくださるわけです。
私の場合、現在は週3更新ですが連載1年目は週6更新だったので、『挿絵もフルカラーで最短一週間間隔で更新』という謳い文句の通り、本当に毎週1枚のペースでカラー挿絵をいただいていました。週3になった現在でも2週間に1枚です。
なお実際に挿絵として使われたイラストのうち2枚、見本としてSNSなどで公開して構わないと許可されているので、ここでも掲載してみます。
(「第114話 ゴブリンは友だち(10)」より)
(「第156話 ポケットの中には宝石がひとつ(12)」より)
こんな感じの挿絵が約6エピソードに1枚ずつ入るのが契約作品であり、「ノベリズム」開始当初は、ほとんどがプロ作家の執筆した小説でした。
私のようにサイト開設前から声をかけていただいたアマチュア作家も少数いるようですし、サイト開設後は投稿作品から選ばれて契約作品になったものもありますが、今でも契約作品の大半は書籍化作家の方々の作品です。
契約作品そのものは紙媒体ではないので書籍化には相当しませんが……。原稿料というか印税というか、そのようなものをいただいて連載を続ける以上は、歴とした商業作品なのでしょうね。
こんな小説投稿サイトもあるよ、という意味ではサイト比較の話題であり、書籍化デビューじゃないけど商業デビューしたよ、という意味では私の個人的なニュースでした。
もう一つの個人的なニュースが、「ステキブンゲイ」という小説投稿サイト関連です。
そちらで開催されていた「あるあるジャパンコラボコンテスト」という短編コンテストの結果が、今から2ヶ月ほど前に発表。そこで私の作品が優秀賞に選ばれたのです!
書籍化も賞金もないような小さなコンテストです。応募総数も少なく、5作品の予定だった優秀賞も3作品しか選ばれなかったほどです。
それでも、私にとってはコンテスト初受賞であり、とても嬉しい出来事でした。
賞金はないとはいえ賞品はありますし、その賞品の中には、YouTubeの動画チャンネルで受賞作がドラマ化される、というのも含まれています。自分の小説がドラマ化されるというのも初めての経験であり、こちらもワクワクしています!
なお、この時の受賞作品は、元々は超・妄想コンテスト第122回「それからの日々」用に執筆して応募、落選したものでした。
以前に私は、超・妄想コンテスト第134回「隠しごと」応募用に書いて落選した作品が、「カクヨム」の短編コンテストで中間選考を通過したことがあります。でも今回は一次通過や中間通過ではなく受賞なので、似てはいるけれどワンランク上な感じがします。
よそで評価されうる作品が超・妄想コンテストでは全く評価されないのですから、超・妄想コンテストは本当にレベルが高い!
……と改めて思いました。
そんなわけで、超・妄想コンテストについて、改めて色々と述べてみたいのですが。
前置きだけで長くなったので、いったん区切って、それは次回に!
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