三人の歩く道…

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e46f6690-8d1f-4f1d-aaa1-ee918b2f762e  大河の胸で抱かれてずっと手探りで探した恋。辺りは静まり夜の9時になろうとしていた。 「うちで飲む?すぐそこだから」 「いいっすよ。じゃ、途中、コンビニで何か買いましょうか?」 「敬語はやめて」 「あ…うん」  手を繋いだまま二人でコンビニに寄って    アタシのアパートで飲むことになった。 ときめく気持ちと     大河の気持ちを聞いてもなお     尻込みする気持ちが同居したまま     大河の腕に右手を絡ませて歩く。 「海ちゃんだっけ?」 「うん」 「大丈夫と?」 「お袋に頼んでるから」 「実家なんだ」 「うん」 「そこのスタンドから左に曲がったとこ」 「めっちゃ会社近いんだ」 「歩いても5分」
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