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溜息ばかりが出て…
切ない時の晴れた空は
いつもよりも心に突き刺さる。
こんな時、決まって浮かぶのは
いつだって屈託なく笑ってた
キミの少年のような笑顔。
芹田さん、今月もあなたがビリ!
頑張る気はあるの?
明日から来なくても良いんだからね!
分かってる?
昼間の仕事ーーー販売員として働く高級なブティックでいつも叱られる。夜のキャバクラでの慣れない仕事も上手くいかない。それでも生きて行く為には頑張るしかないのに…。
電車道を歩きながら
夕陽のオレンジ色が潤んだ目に滲んでくる。
でも家じゃこんな顔は見せられない。
見せられる…はずない。
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