『インベイド』:かにみそどろり様

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『インベイド』:かにみそどろり様

とある日の毒島邸 イッチー「ボク、14人目のソピストになりたい!」 トコさん「……え? ソピ、なに?」 イッチー「エイダスを身体に宿して戦うって相当かっこよくない?? かっこいいよ!」 トコさん「エイダ、ス?? ちょっと待ってちょっと待って! 全然分からない、なにそのかっこいい専門用語? 俺が対応出来ない事ってあまりないことだよね? その、ソピストってのになったら騎士の夢はどうするの? イッチーくん」 イッチー「へ? 騎士もなるけど?」 トコさん「そ、そう、」 イッチー「そうしたらエイダスだよなー。どんなヤツがいいかなぁ。かっこいいのがいいなぁ! ドラゴンみたいな男の!」 おランさん「……おい、脳筋」イラッ トコさん「お、おラン! イッチーくんの言うことがあまりに要領を得ないからって怒るのは──」 おランさん「貴方、ふざけているんですか? エイダスのモチーフは深海生物なんですよ? 何故ドラゴンとか言い始めるんですか? それにソピストとエイダスの組み合わせは今の所異性です。全く、ちゃんと読み込んだ上で発言して下さい、殺したくなりますので」 トコさん「あれ?! 何かおランめちゃくちゃ詳しい!! え? なに? この俺だけ取り残されて何も知らない感じ! 嫌なんだけど!?」 イッチー「えー、別にいいじゃあないか。“幻のNo.14”みたいな感じの特別な最強キャラクターで!」 おランさん「メアリー・スーですか? 嘆かわしい。というか、いくら二次創作でも作品イメージを損なうことは絶対に許しません。……そもそも、貴方は戦闘の派手さに関心を寄せているようですが、あれは頭脳戦や心理戦も同時に行われているんですよ? 貴方なら3秒で死にますね」 イッチー「そんなことないよー! 失礼しちゃうなぁ、おじさんは! もういいよ! ……トコ兄ィ、鉛筆と紙はあるかい?」 トコさん「あ、あるけど……え? どうして君たちは俺には何の説明もしてくれないんだい? いじめ?」 おランさん「脳筋、何を書くつもりですか?」 イッチー「作者さんに感想と“ぼくのかんがえたさいきょうのソピスト”を送ろうと思って! その下書きだよ!」 おランさん「……ふむ。感想はいいですが、後者のふざけたものは却下です。感想の方も、貴方は頭が弱いので俺が監修します」 イッチー「かんしゅー? なにそれ? おじさんのチェックが入るってこと? うげぇー、嫌過ぎるんだけど!」 おランさん「俺も一言書き添えたいんですよ、察してくれませんかね?」 トコさん「……俺をハブっておランとイッチーくんが盛り上がってる。……なんだろう、うん、妬ましい!! 酷いよね?! クサリベくん!!」 エンマくん「は? (わたくし)に振らずにそこの電子端末でお調べになって下さいませ」 調べて、読んで、トコさんが一番ハマった。 おわり
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