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何なのこの嫌われ夢小説の嫌われ始めみたいな空気!?あれは小説だし、実は隠されし最強の何とやらな設定があるから耐えられるんだけど!?訳も分からず突然嫌われてますとか耐えられるわけないじゃん!?
クラウディアさんマジで私が意識を乗っ取る前何してたんですか……。むしろこんな針のムシロになったから、私に人生バトンタッチしたんですか……。ありえない!
「さっさと席に着いて。授業始めるわよ」
「あの……すみません。私の席って、どれでしたっけ……」
空席が1つなら分かりやすかったのだが、授業が始まっているにも関わらず、何と空席が5席もある。適当に座っても良かったのだが、全然違う人の席に堂々と座ったら、それこそ目立つだろう。
かなり不自然かと思ったが、べっぴんの女教師は綺麗に整えられた眉をしかめて、ついとゴールドのネイルをある机に向けただけだった。
「席の位置すら分からないほど、記憶に残ってないってことね。呆れたわ」
良かった!記憶喪失とも中身が入れ替わってるとも思われなくて!多分両方よりも印象は最悪だろうけどね!
「今日の授業では、召喚術を教えます」
すっごいRPGっぽいのキター!!えっ、もしかしてバハムートとかリヴァイアサンとか召喚できたりしちゃう?どっちもうっかり召喚しちゃったら、この学校潰しかねないけど!
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