0.それは、唐突に…

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0.それは、唐突に…

それは、昼休み終了の五分前。 焦って廊下を走ってる途中、誰かに腕をガシっと掴まれてそれからは灰色っぽい壁と草っぽいなにかと土埃が鼻に入ってきて咳き込むけど目まぐるしく景色が移り変わり、今は校庭前にいることが辛うじてわかっている状況で……。 つまり、僕は校庭前に拉致……というか、強引にこの場に立たされてるというか……。 頭が真っ白になっている状態で僕はーー 「アンタに惚れた、付き合って」 告白をされた。 お相手は同性だとかそういう次元ではなくて、、目の前の人は不良なのだ! それも……ただの不良じゃない。 まずは、どうしてこうなったかを考えてみる。
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