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突如として溢れでた言葉、その言葉に私も木虎さんも驚いてしまう
『ぁ・・・・違う、違うってのじゃなくて、私恋なんか出来なくて、貴女は可愛い後輩でそれは変わらなくて、・・・・傷つけるたくなくて・・・・・キス嫌じゃなくて、傷つけたくないのに」
私は力なく脱力し、座り込んでしまった
『貴女といると、苦しいって思う時があるのに傍にいて欲しいって思う、訳がわからない』
「先輩それは」
貴女はゆっくり座ると、私の方に腕を伸ばしてきて私を抱きしめてきた
『貴女の熱が、少しずつ広がって私の身体を犯すから』
「それは好きだからじゃないんですか?」
『?』
「好きだから、離れたくない」
『何それ誘導尋問・・・・?』
「ぇ、いや・・・・まぁそれも否定できませんが」
そうなのかな
好きだから、離れたくないのかな
こんなに涙が出るのは好きだからなのかな
好きなのかな
《お前は酷い女だ、誰も愛さない》
愛せるのかな
『木虎さん』
「鴻上先輩、答えをはキスすれば分かると思います」
『本当に・・・・』
「はい」
顔を上げると貴女の顔が近づいて来て、私達はそっと触れるだけのキスをした
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