恋、感染

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私が2年になったばかりで、貴女が1年の時 『ねぇ、新入生の・・・・木虎愛さん』 「はい?」 貴女は私が声を描けると立ち止まって振り向いた。私を見るなり誰だっけって顔をして 『私、バスケ部2年の鴻上って言うんだけど今日仮入部に来てた時木野下さん言われたでしょ』 「はぁ。全然なってないなって言われました」 『それ!《中々やるな、見処あるな鍛え方次第だな》って意味だから!!』 「えぇ?そんなポジテプ思考でいいんですか?」 『うん、分かり難いだよ木野下さんは!だから絶対バスケに入ってね!!』 「はぁ・・・・」 私は腑に落ちないといいたげな貴女の手を握ると貴女の顔を見つめた 「・・・・」 「おーい鴻上ぃ」 『あ、はーい!今行く!じゃあまた!!』 「はぁ」 私は貴女から手をはなして木野下さんの元まで走って行った 「暖かい手・・・」
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