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彼女が皆を、自分を助けるために動いたのは聞いている。その為に境界を渡って、旅立つ事を選んだ事も分かっている。
それでも諦めるなんて選択はありえない。
出会って、それからの日々を誰よりも近くに在りたいと望んできた。
そうなる為の努力もしてきた。
それならば、これからもすべき事は変わらない。
彼女が守る為に境界を渡ったのなら、それを支える為に動こう。
記憶も親交も何もかもを捨て去ってでも、僕は君の傍に在りたいと望む事しかできないんだ。
◇了◇
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