341人が本棚に入れています
本棚に追加
という謎な流れで、私、私の友達、カズヨシ、その他男子2人の5人で、駅前で集合した形となった。
おっとここで。
私の名前は、この物語の中で「キミコ」としよう。
この私の友達は「アユ」で。
ちなみにいずれも仮名。
(※今後も、この物語に出てくる人物は全て仮名である。)
話を戻して。
5人で駅前に集まり、私はとりあえず『誰、この人たち』としか思ってなかった。
それにカズヨシのヤンキーオーラが凄すぎて、ちょっと怖かった。
でも、イカツイ見た目の割には優しい目をしていた、気がする。
そして何より驚きなのが、アユとこの3人も初めましてだったのだ。
まぁ、合コン的な感じの集まり。
地味目な方の男の子と、紹介かなんかで繋がったらしい。
しかし何も知らない私はただただこの状況がよく分かってなかった。
今思えばひどい話だ。
何となく挨拶を交わし、何となく世間話をする。
私はもともとそんなに人見知りをしないタチなので、普通に喋ってた気がする。
でもこの時カズヨシとは何も言葉を交わさなかったと思う。
カズヨシ以外の二人と喋る、って感じ。
だって、優しい目をしているとは言え、イカツイんだもん。
最初のコメントを投稿しよう!