番外編① みなとくん

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私は放課後、友達4人くらいと駐車場でダベっていた。 (田舎にある高校なので、近くに遊べる場所も特にないから駐車場でペラペラと喋っていたのだ。) 「おーい!」 突然、遠くから私達に声を掛ける男が一人現れた。 ソイツは、なぜか麦わら帽子をかぶっていた。 「何してんの?君達、〇〇校?」 そう言いながら私達の方へやって来た。 「え?そうだけど!てか、誰?!」 テンションの高いJKだった私達は、彼にそう聞いた。 「え、俺?俺も〇〇校」 「へぇ、見たことない!」「何年生?」 「3年生。お前ら2年だろ?」 「そうだよ!え、じゃあ先輩じゃん!」 そんなこんなで、私は彼と出会った。
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