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「ごめん!」
「ハッ!?」
急にかしこまった声がしたので皆は緊張した。
「山吹中学の山神と申すが、懇談会の会場はここで良いのかな?」
私は失望の色を隠せなかった。山吹中学からは、私が密かに焦がれていた黄桜先生が来るはずだったのだ。しかし、実際に現れたのは野武士のような変な男だった。
「あ、あの、今日は黄桜先生は・・・。」
「私では何か不満でも?」
「いえ、大歓迎だす。」
野武士ににらまれてオレは萎縮した。足軽はさっそく野武士のところへ機嫌を取りに行った。
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