第3話 お仕置きだ

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第3話 お仕置きだ

ザワザワ 「おい、君、しっかりしろ」 「きゃあー 死んでいるわ」 俺が死んだことが周りの歩行者に知れ渡ると辺りは騒然と化した。 「す、直ぐに救急車と警察を呼ばないと」 「ふふふふ、遂にターゲットを始末したわ」 人集りの後ろで不気味にほくそ笑むババア。すると俺のiPhoneに再び回生銀行からのお知らせメールが受信された。 「柊様、ご入金確認いたしました。只今より回生作業を行います」 ピクッ 「う、うう。何とか復活したぜ」 俺が額を抑えながら起き上がると周りの野次馬が驚愕した。一部の人が気を遣い病院へ連れて行くと行ってくれたが、俺は鋭い眼光で驚愕しているババアを睨み、奴に殴りかかった。 「貴様、ババアだからって容赦しねえぜ」 何発か殴るとババアは命乞いをしてきた。すると‥ 「許して‥ 私はただ命令されただけよ」 「誰にだよ! 」 キャアアア 「君たち、危ない! 」
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