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自転車を飛ばしてる小さな僕から見える空は
とても青くてどこか悲しげに見えた
広い空を飛行機雲が区切る
あの飛行機雲は
ちっぽけな僕のスタートラインだった
苦しくて苦しすぎて
もう終わりたかった でも死ねなかった
神様はさ意地悪だったよ
じゃあ生きてやるから
生かしちゃったのを後悔するくらい
飛行機雲が真っ直ぐ伸びた どこまでも遠くへ
端は広い広い 憎すぎるほど広い空に伸びた
あれは僕のスタートラインだった
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