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ーーーとある広場。そこでの出来事。
そこで繰り広げていたのは、現実では考えられない可笑しな景色。
それはそれは、周りには摩訶不思議な鎧のような……パーカーとスーツに、ライダースーツのようなものに身を包んだ者。
その左腕には、何かを読み込むデバイスのようなものが装着されている。
そのデバイスの中心には、宝石のようなものが嵌め込まれている
その姿はある言葉を借りるなら『秘密結社の戦闘員』のような存在。
それが、数十人。
それが取り囲む中心には、彼らと同じような鎧、いや、全体的には違うが。
<DOREMIFA!CRITICAL STRIKE!>
その中心から、まるで音が具現化したような、色鮮やかな音符が現れ、その集団を蹴散らしていく。
「あーッもう!!どんだけいるのよ!!」
声とその姿から、女性的なフォルム。
腕や肩に、まるでスピーカーやスクラッチテーブルのような武装。
「よりによって、あの人達がいない時に……!!」
もう1人も女の声だ。声色的にこっちの方が若そう。
こちらは、全体的に燃えるような赤のカラーリング、所々にまるでバイクの様なパーツが散りばめられている。
<ENGINE!ELECTRIC!>
赤い戦士の手に持つ……まるで車の機構が目立つ剣から電撃が走り、それを周りに放っていく。
彼女達は一体何者か………それは。
彼女達の腰につけているバックル『ジュエルドライバー』と呼ばれるものに、宝石のようなデバイス『ライダージュエル』という物によって
『仮面ライダー』という戦士に変身できる者たちだ。
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