It is introduced the rider's

2/5
6人が本棚に入れています
本棚に追加
/189ページ
ーーーとある広場。そこでの出来事。 そこで繰り広げていたのは、現実では考えられない可笑しな景色。 それはそれは、周りには摩訶不思議な鎧のような……パーカーとスーツに、ライダースーツのようなものに身を包んだ者。 その左腕には、何かを読み込むデバイスのようなものが装着されている。 そのデバイスの中心には、宝石のようなものが嵌め込まれている その姿はある言葉を借りるなら『秘密結社の戦闘員』のような存在。 それが、数十人。 それが取り囲む中心には、彼らと同じような鎧、いや、全体的には違うが。 <DOREMIFA!CRITICAL STRIKE!> その中心から、まるで音が具現化したような、色鮮やかな音符が現れ、その集団を蹴散らしていく。 「あーッもう!!どんだけいるのよ!!」 声とその姿から、女性的なフォルム。 腕や肩に、まるでスピーカーやスクラッチテーブルのような武装。 「よりによって、あの人達がいない時に……!!」 もう1人も女の声だ。声色的にこっちの方が若そう。 こちらは、全体的に燃えるような赤のカラーリング、所々にまるでバイクの様なパーツが散りばめられている。 <ENGINE!ELECTRIC!> 赤い戦士の手に持つ……まるで車の機構が目立つ剣から電撃が走り、それを周りに放っていく。 彼女達は一体何者か………それは。 彼女達の腰につけているバックル『ジュエルドライバー』と呼ばれるものに、宝石のようなデバイス『ライダージュエル』という物によって 『仮面ライダー』という戦士に変身できる者たちだ。
/189ページ

最初のコメントを投稿しよう!