6人が本棚に入れています
本棚に追加
「まだ倒してなかったのか、手加減したろさっきの攻撃」
「やっくんの為に残しとこうと思って」
「余計な気遣いはいいんだよ、とっとと済ますぞ」
「合点承知」
2人の戦士が、彼女達を守る様に集団の前へ並び立つ
「さぁて………何分で済ます?」
「オイオイ話してる時間が勿体ねえぞ。」
「ハッ、そりゃそうか。」
「「ーーー2秒だ。」」
<SET UP!チェーンジ!仮面ライダー!オーズ・タジャドルコンボ!>
<SET UP!チェーンジ!オルタナティブ・ゼロ!>
2人の戦士は、腰にあるドライバーのジュエルを付け替える。
1人は幾つものサークルと共に炎に。
1人は幾つもの虚像と共にその身を包んだ。
「……私達の出番、終わりみたいね。」
「悔しいですけどね、その様です。」
男達の姿が、先程とはまた違う姿へと変えた。
1人は燃える様に紅いまるで不死鳥のような戦士。
1人はまた無骨な黒いパワードスーツに身を包んでいた。
「ーーーさあ、一丁仕事と行くぜッ!」
「ーーーここからは、俺のターンだ。」
2人の戦士。
1人は、『篠原 輝』。
1人は、『耶俥 誠司』。
これから始まる物語は、この2人の身に起きた戦いの記憶である。
最初のコメントを投稿しよう!