転生

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転生

…ふと、意識が戻る。 私は、まだぼんやりした頭で周囲や状況を把握しようと試みる。 まわりは、真っ暗だ。何も見えない。 ただ、暗いから何も見えないだけで何かはあり、それがなにか分からない、とかそういうふうでもなく、何も見えないでいるけど、ここには何もないという確信がある。 私は、なんで、ここにいる? ていうか、ここ、どこ? ていうか、 私って、誰だっけ。 そこでまた、私の意識は途切れた。
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