プロローグ

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プロローグ

僕は山本健一。三十歳で帝国大学病院の救命救急科の医師だ。 僕は小学校の頃、交通事故に遭い、救命救急の医師に助けられた経験が有った。だから自分もそんな医師になりたいと志してこの職を選んだんだ。 そしていつかは自分で救命救急専門の病院を持ちたいと強く夢見ていた。 しかし毎日の夜勤も含む激務の割に勤務医の給料は僅かで、自分で病院を持つなんてことは簡単では無いと分かっていた。 それでもいつか僕は必ず自分の夢を実現させてみせる! その高い意欲(モチベーション)を糧に僕は毎日、多くの患者さんの治療に取り組んでいた。
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