prolog

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異空間から出てきたのは1体の神獣と2体の聖獣だった。 神獣フェンリル、聖獣グリフォン、聖獣ペガサス どの種族も使い魔や従魔にするには難易度の高い生き物たちだ。特に神獣フェンリルは人嫌いと言われている。 そんな神獣と聖獣は出てきてすぐに総帝の元へ行き、指示を待った。 総帝はそんな3匹を撫で、言った。 「ルプス、ガナフ、アギラ。このままじゃ、時間だけが掛かるから大規模の魔法で一辺に殲滅しようと思うの。だから、人族を全員救護班が居る場所へ連れて行って?終わったらその場で待機して」 『『了解した』』 『そいつらは引き摺っても良いのか?』 総帝の言葉に快く返事をしたのは聖獣の2体だけで神獣フェンリルは嫌そうに唸りながら総帝に聞いていた。 総帝はそんな神獣フェンリルを呆れたように見た後、「まぁ、早く終わりにしたいから良いわよ」と許可を出した。 許可を貰った神獣フェンリルは嬉しそうに尻尾を振っていた。 総帝は苦笑をして3体に行動するように指示を出した。
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