prolog

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指示に従うため、3体が駆け出したのを見た総帝は念話を使い、使い魔と隊員にも大規模の魔法を使うこと、逃げ遅れた者達を連れて救護班が居る場所へ行くように指示を出した。 指示を出された隊員は返事をし、行動を開始した。 総帝は指示を終えた後、また魔法翼を出し、空へと飛んだ。 総帝は戦場を上から見渡し、時折、自分の魔武器アングレカムの弓と銃を使い、使い魔や従魔、隊員達の補佐をして戦場から人が居なくなるのを待った。 暫くして漸く、全員の避難が終わったらしく総帝の使い魔たちと合流した隊員の1人から総帝へと念話が来た。 『隊長、全員の避難が終了しました!いつでも大丈夫です!』 『ご苦労さまです。それでは今から五秒後に大規模魔法を使います』 総帝は念話を切り、魔力を練り始めた。 そして、カウントダウンをし始めた。 五、四、三、二、一 『神級オリジナル魔法【浄化の神炎】』 カウントダウンが0になった瞬間、総帝は練っていた魔力を開放し、魔法を放った。 総帝が使った【浄化の神炎】とは名前の通り、対象のモノを浄化しながら燃やす神の炎だ。 総帝が放った魔法で大勢の魔物は跡形も無く、消え去った。 総帝はその様子を暫くの間、ジッと見ていたが使い魔達の居る場所へ転移した。
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