prolog

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駆け出した5人を見送った総帝は暫くその場で戦場を見ていた。 そして、徐に魔武器を呼び、駆け出した。 総帝が駆け出した先には逃げ遅れたのか1人の男性が今にも食い殺されそうになっていた。 総帝はそのままの勢いで魔武器である白の銃のを構え、狼型の魔物の頭を打ち抜いた。 ダンッ、と言う音が辺りに響き渡り、頭に銃弾が命中した狼型の魔物はゆっくりとその場に倒れた。 食い殺されそうになっていた男は茫然と目の前に倒れた魔物を見ていた。 そんな男に総帝は銃を腰にあるホルダーに入れ、ゆっくりと近づいた。 男は総帝が近づいてやっと何故、自分が助かったのか分かったみたいだ。
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