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「ご寄付をいただけるのは大変ありがたいことです。
ですが和久さんは、まだ高校生の方ですので、ご家族の同意を得ていただいたほうがよろしいかと思います。」
と清華さんは僕にアドバイスしてくれた。
「私のほうからご家族の方に、和久さんの思いを伝えましょうか?」
さらに清華さんが気遣って話をしてくれたが、僕は清華さんの言っていることはもっともだと思い、
「いいえ、大丈夫です。
僕の口から家族に話します。
家族に話してからまた相談させてください。」
と正直に伝えた。
「分かりました。
私にできることがありましたら、遠慮なく名刺の電話番号におかけください。」
と清華さんは案内してくれた。
その後清華さんが高校生活のことを聞いてきたので、僕は野球部で甲子園を目指して頑張っていることを話した。
清華さんとは少し楽しい雑談をして、僕は帰宅した。
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