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お返事などなど(3)昨日途中で寝落ちてしまった……
『医療従事者がマスクしてなかったら恐いよね?不特定多数の人と接するわけだし』
そう。そこ!
今、現場が怖いと言って退職する看護師さんが増えているとか。
責めるなんてできない。
とんでもない、「命懸けて仕事してよ」なんて言うような恥知らずになりたくない。
私なら逃げると思うし。
(根性、あんまり在庫が無いの)
お医者さまにもね、自分の家族にガラス越しでしか会わないようにしたって言ってる方がいらした。
どこか諦めてるんだろうか……
そう考えて悲しくなった。
家族がもし病気になったら、自分のついた職業にきっと後悔しそうで。
そういう思いを抱えているということを知る義務があるよね。
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『自分を大事にすることが他人を大事にすることだと思っています』
そうすれば早くこの状況もよくなると思う。
自分を大事にすることと、自分本位になることはまるで違う。
私たちが身を守るのは、自分にだけ返ってくるわけじゃない。
医療に従事している方たちが懸命なのと同じように、家族のために身を守らなくちゃ。
でも、「=人のマスクを奪う」とか、そういうことじゃないから。
正しく自分を一人一人が大切にしないとね。
こんな時だからこそ、プライドを持たないと。
自分の人間性を懸けて。
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『最近毎日考えます。もう少しみんなゆったり生きれるんじゃないか、とか』
今、世界中で人が静かに暮らしている。
それは好むと好まざるとに関わらず。
工場だの、なんだの休業だし。
給料が入らなくてきれいごとなんて言ってらんないこの世情。
ウチもそう。
もうね、ここに書けないほど大変。
そろそろ有料のもの書こうかな、なんて本気で考えてしまう。
(でもたいして売れなかったらどうしよう……『身の程を知れ!』っていう感じ?)
話が逸れた。
静かに暮らしているっていう最初に戻る。
海や川がすごくきれいになってるんだって。
魚が戻って来たとか、鳥が戻って来たとか、そんな記事を読む。
アメリカの道路じゃ、ライオンやピューマやハイエナが闊歩してるって。
写真も出てた。
そりゃおっかないけど、彼らのエリアを侵してたのはこっちだし。
日本では北海道には熊。渋谷にはねずみ。
イヤだから見てないけど、怖気づくほどの鼠の大群が日中闊歩してるって。
人工衛星から見た地球は少し青さを取り戻しているとか。
大気もきっときれいになってるんだろうね。
私たちは、どれほど自然に借りを作っているんだろう。
やるだけやっておいて、『異常気象』の四字熟語で片づけちゃいけない。
これもちょっとだけ話がずれてしまうんだけど、よく庭やら会社の周りやらで木の葉っぱを切るよね。
《植木の剪定》とかってヤツ。
あれは罰当たりだと思ってる、生きてるのに見た目の都合?
『四季折々』『空と木々の鮮やかさ』『風の音』『枝の触れあう音』『足元のコンクリの間から伸びる草』『うんと遠くの景色』『ちらちらと咲いているよく知らない花』
そういうのを見て、聞いて。
たったそれだけのことをした日としない日とじゃ心持ちが結構違う。
自然と挨拶が柔らかくなったり、いつもより何回か笑顔が出たり。
たいしたことじゃないけど日々重なれば『ちりつも』ってヤツになる。
同じ意味の言葉を使うなら優しい言葉を使ってみたら。
日本語って、ややこしてくて嬉しいことに、同じ意味で違う言葉がたくさん違う。
『夕方』『夕暮れ時』『夕まぐれ』『夕べ(これ、実は昨日のことじゃない。私も昨夕って意味で書いちゃうけど)』『薄暮れ時』『日暮れ』『黄昏どき』『誰彼どき』
こういうの使わないよ! じゃなくて、心の中で呟くときくらい使ってもいいんじゃないかな。
私は最後の『誰彼どき』って好き。
『彼誰どき』ともいうの。(万葉集とかで)
夕暮れの遠くが良く見えなくなってきて、「誰そ? 彼は?」って疑問に思った時の言葉。 「あれは、だれ?」
時間帯が夕暮れどき。
『彼誰どき』はそれが逆になった言葉。
「彼は、誰そ?」
私は車椅子で走ってるときとかに、こういうの考えてるとゆったりする。
言葉を知ってるからってんじゃないの。
調べんの。(暇人と言われそう)
色も、『あか』にどれだけの種類と文字があるかとか。
書きたいだけ書いちゃった。
自慢に見えたら、それは違うんだけど気分悪くなるかもしれないからごめんね。
呑気に感じるだろうけど、ただ走ってると鬱屈しちゃうんだよね。
人さまより頭下げなきゃなんない時がうんと多いから。
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『心にしみました』
ありがとう。
そのままの言葉として受け取るね。
心から嬉しい。
じゃ、また。
2020.04.16 10:06
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