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不幸な事に、いじめは5年生になっても続いていた。
クラス替えで、今度はマユだけが違うクラスになった。
そして気がつくと、アカリとサツキは前の様に仲良くする事が増えていた。
マユは寂しかった。
怖かった。悲しかった…。
そして、日頃のストレスを暴力や、暴言を吐く事で発散した。
サツキを見つけると、あえて大きな声で
「ウザい」「気持ち悪い」「イライラする」と言ったり、
軽く背中を押してみたり、
殴る、蹴るまではいかなかったが、
他の友達とじゃれ合う中で
脛を蹴ったり、強く背中を叩いたり、
それはじゃれ合う行為であったが、
サツキには恐怖を与えただろう。
そして、大きな転機が訪れた。
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