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『SIX』誕生秘話
◆◆◆小説『SIX』(著者 大滝タクミ / 挿絵 まかろんK)◆◆◆
ようこそお越しくださいました(ペコリ)
まずは挿絵を載せる前に、『SIX』誕生秘話をお話します(やや長文です)
小説『SIX』は2019年初夏から半年間、大滝タクミさんとコラボで取り組んだ作品です。
登場人物の6人の少年達は、『個性ある人物を描く』、言わば絵の練習から誕生したキャラクターでした。
繰り返し彼らを描いていくうちに、ある時ふと気が付いたのです。人物像が定まらないまま描き続けても、絵の中の彼らは生き生きとせず、人形のように見えてしまうのだということに。
そこで自分はTwitterを利用して6人の画像を載せ、キャラクター案を募集してみることにしました。すると、嬉しいことに多くの反応をいただくことができました。本当にたくさん。ありがたい 泣
集まった魅力的なキャラクター案、その中からたくさんのアイディアを採用させていただき、彼らの人格や家族構成、趣味特技までもが決まっていきました。
6人に個性が生まれ、絵としての幅が広がると、今度は「この6人を動かしたい」という欲求が湧いてきました。
とはいえ、文才皆無の自分には、そんな夢が叶えられるはずも無く……
悩んだ末、キャラ設定時から相談に乗っていただいておりました、大滝タクミさんに小説の執筆を依頼させていただくことにしました。
当初から、自分の中では「バトル」「ファンタジー」「友情と絆」「敵対する飛縁魔の存在」を作中に入れられたら、という願望がありました。驚いたことに、大滝タクミさんの頭の中にも、依頼をする以前からそれらの構想がすでに浮かんでいたのです。
その話を伺った時には、あまりに自分の目指したい方向性と一致していることに感動しました。
そして無理を承知でお願いし、小説『SIX』が誕生したのです。
あの時、思い切って相談させていただき、本当に良かったと心から思います。
小説が無事に完結を迎えられましたのも、キャラ設定に際しアイディアをくださった方々、小説や挿絵を見て応援してくださった方々のお力添えがあってのことと、心から感謝しております。
そしてなにより、ここまで素晴らしい小説を書いて下さった大滝タクミさん、本当にありがとうございました。
ではこの後は小説挿絵の紹介となります。
引き続きお楽しみいただければ幸いです。
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