居合い

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居合い

私の出身地は薩摩示現流のルーツである鹿児島県薩摩川内市入来町である そういえば国家君が代のルーツも薩摩川内市入来町日の丸地区であった ちょっと偶然にしては出来過ぎていや仕舞いか? 君が代の表題は初めからそうだったわけではなくそうなってしまった つまり後付けだった次第である 明治維新を興し大日本帝国の礎を築いたのが薩摩藩であるから当人に憑き物が憑いたかのように先祖か同族のものが即興で書かせたのかもしれぬ 思えば幕末も国家の大事 危急存亡の時代であった その行く末の是非はともかくも 立つべき人が立ったのである 私もその薩摩隼人の末裔である ペンは剣より強し という言葉がある 私は剣士には成れなかったが ペン士にはなれそうである 何やらペテン師のような胡散臭さはあるがこれは西洋の言葉 武断か文治 と言い換えよう 分かりやすくズバッと居ぬく それが豪快な薩摩隼人の気風に沿う 剣がペンに変わろうと スマホだろうと子細は佳いのだ 全く勉強が足りない 努力もしていない 天賦の才だけで凄味を出しているだけ 凄味とはなんぞや 仏教には大乗仏教と小乗仏教とあるそうだが私は大衆向けでは居れぬ性分だ 窮鼠猫を噛む という中国の言葉がある 日本人の 薩摩隼人の執念たるや イギリスに単独で戦争を仕掛け 通商協定を結んだしたたかさがある 令和の日本人の脆弱さよ 西洋人はおろか中国人にまでも飼い慣らされてしまっている 令和維新の波がくるやもしれぬ 乗り越えられねば日本人は激減するだろう 戦いの準備を まずはよく寝ろ
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