私の胸

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病院へ行った。 受付で「蕁麻疹が出ているのですが診察受けてもよろしいですか?」 と大真面目に尋ねたら 「蕁麻疹なら大丈夫だと思いますけど」 と 笑われた どうも笑い処だったらしい。 誰とも知れない女性に誘われゲームをした。 「うりゃうりゃうりゃうりゃ~」 と無邪気な声 幸福感 気がつけば夜から深夜になり そのまま知人のゲームサークルへハシゴ まさか今頃になって自分のゲームプレイが評価されるとは いやカラオケとか文芸とか他にあるでしょう 善し悪しは別としてコロナの賜物 賜物 という表現はよろしくない 「副産物」が正しい 自分の周りには必ず友人が居て 仲間が居て 女が居た ギャンブルもあり 歌も歌えて 政治も語れた その大半がお預けになり 寂しさ を痛烈に感じた 痛烈 男は女が居なけりゃ駄目 ホンマや 女を金で買うわけにはいかなくなって困った 大きな資金源を絶たれ 女郎を訪ねるどころか 自衛すら危うい時代になるやもしれぬ 考えようによっては 逆にモテ気到来か 今度こそ 今度こそ女性を大切にしよう 強く しぶとく 変化に柔軟で 本当に賢い人間が勝つ時代やもしれぬ えらい美人実業家が このご時世に一切政治批判をしていなかったので流石やなと思っておったら 与党政府筋の人間だった 笑う処だ
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