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「君、スパイするんならこの首筋のホクロ、取ったら?正体すぐバレるぞ」 俺の左の首筋にある小さなホクロ、そこに何か貼られた瞬間、気を失った。 気がついたときには全部服を脱がされて座薬みたいに「コレ」呼ばわりの新薬を入れられていた。 「ざーんねん、入っちゃった」 ぼんやりした頭ではすぐ理解出来なかった。 「‥あ‥ふっ‥…ん‥」 先に体が理解した。 「これは市場に出せないわ。苦労して作ったのに無駄になった」 俺の体をゆっくり犯しながら独演会を続ける。 「せいぜいこういう遊びに使う程度?」 「わざ…と、作ったんじゃないの?」 「そんな事するか。これでもマジメな社員だった。知ってるだろ」 「ぅ‥‥んぁ…ぁ」 ゆるゆるした動きが物足りなくて俺は無意識に腰を浮かせてしまう。 「その俺をきちんと評価してくれる会社に移っただけさ」 「ぁ…‥」 首のホクロをたっぷり濡れた舌で舐められて鳥肌がたつほど感じてしまった。 「何回でもイケるな、これだと」 俺の欲そのものを握っている山中の手を、白い液で汚す。 頭が快楽に支配されてくらくらする。 視界がぼんやり霞んで、眩しさで目を閉じた。
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