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社長は絵に描いたような冷酷無比で自分勝手な人間だった。
「あ…もうだめ…、イク…‥」
俺が懇願すると動きを止めて冷たい眼で眺める。
「…おねが…い‥、もう…‥」
50代前半、社内クーデターで今の地位に就いた彼は全員が敵に見えるのかもしれない。
社長は俺からあふれる透明な密を指でなでながらそれをじっと見ている。
「そこや…ばい‥、やめっ」
「もっと激しくしてほしい?」
この人にしては珍しく片方の口角を上げて俺の反応を見ていた。
中に埋めたものを抜かずに胸の突起に舌を這わせてくる。
「ん…‥ぁ‥」
「俺が納得いく仕事してこい」
そう言ってまた強く俺を突いてきた。
全ての快感を逃さないように社長の背中にしがみつく。
「あ…ぁぁ…っ…ダメ…‥俺…‥」
中に注がれる社長の精液を感じながら俺も自分の腹に同じ液体を吐いた。
冷たい眼で俺を見ているこの男に、たまには反抗してみたかったが今の俺には無理だった。
「淫乱」
「あな‥たの…‥せい…‥」
これくらいしか言えなかった。
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