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あの時、
あいつを選んでれば今は変わっていたか。
こんなに寂しい夜は過ごしてないのか?
まだ、私に優しく声をかけてくれているか?
ただの友達だと思って
私に接するあいつは
すごく遠い。
その距離を実感する度に
泣きたくなる。
でも、
今更、関係を変えることなんてできなくて。
勇気もなくて。
そんなどうしようもない私は、
今日もベランダで
あいつが好きだと言った煙草を燻らす。
ねぇ、
本当はあんたのこと、ずっと好きなんだよ。
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