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序章(プロローグ)
「あのね。みら。花にはひとつ
ひとつ花言葉があるでしょ。
その花言葉は、必ず意味があって
花の女神様が付けたものなのよ。」
「そうなの?おばあちゃん!」
「花言葉…じゃあこのクローバーの
花言葉はなーに?」
「クローバーはね。約束、幸福という
いい意味もあるの。でもね。
悪い意味もあるの。それは復讐よ。」
「ふくしゅー?それなーに?」
「復讐は、とても悪い意味なの。
人に嫌なことをされてその
仕返しという意味なのよ。」
「でも、なんでいい意味と
悪い意味の二つがあるの?」
「それは、おばあちゃんにも
分からない。むかしむかしに
花の女神様が付けたものなのよ。」
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