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5.アピール作戦
萌side
結「お疲れー」
私が一段落して、スタジオ前のベンチに座っていたら、飲み物を持った結実が話しかけてきた。
結「どう?恋の進展は?」
萌「まあまあかな?」
結「もっとアピールしてみたら?」
萌「アピールって、例えば?」
結「うーん、例えば 目を合わせたり、自分から話しかけてみたり...」
そんなの絶対できないよ!
萌「無理無理、恥ずかしすぎる。」
結「できる範囲でいいと思うよ。それに
萌のちょっと小悪魔なところが使えると思うんだー」
萌「小悪魔・・・」
そんな話をしていると、あっきーが話しかけてきた。
あ「そんなところで何してるの?二人とも」
結「あっきーあのね。萌が好きな人のことで悩んでるんだって」
結実ちゃん……別にあっきーに言わなくても
あ「あらーそうなの(笑)私も学生時代思い出
すなー」
萌「あっきーも好きな人いたの?」
あ「もちろんいたわよ」
結「今いないのに?彼氏とか」
あ「うるさい!!その子に私告白したけど振られちゃってね」
振られたんだあっきー
私も、もし告白して振られたら...
どうしよう…
結「あっきーはアピールしたりしたの?」
あ「そうね。男なんて押し込めばすぐ堕ちるわよ」
そんな事言われてもなー
萌「そうですか。ありがとう、あっきー」
あ「こちらこそ、頑張れ、萌」
そう言ってあっきーは去っていった
結「萌も太一が振り向いてもらえるように頑張れー」
萌「ありがとう」
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