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顔合わせして、ようやく2人の時間になった。
「あの…さ、なんかゴメン」
「なんで、双葉が謝るのさ」
幼い頃から、きょうだいのように育った2人。行動を共にするのも常だ。
「写真見せられた時、驚いたよ。せめて、恋人から始めたかったなぁ」
「ん?それって…私を好きだってこと…?」
「当たり前だろ。由弦以外の女なんか、興味ない。俺の隣に由弦がいなきゃ…ヤダ」
耳まで赤くなっている。
本当に好きなんだ…私を。
嬉しい気持ちが込み上げてくる。
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