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500系新幹線
東海道・山陽新幹線で、間違いなく一番カッコイイ新幹線
それは、500系新幹線ではないでしょうか。
500系新幹線は、JR西日本が、
航空機に対する競争力強化の一環として、開発された車両です。
車体強度・台車強度・力行性能など
すべて320km/h対応として設計・計画され
1996年1月から1998年12月にかけ、
16両編成9本合計144両が製造されました。
高速化に伴う騒音、特にトンネル微気圧波対策のために、
非常に長い前頭部形状と
円形に近い断面型を持ち、
飛行機のようなデザインで登場!
スピードに特化したデザインとなりました。
このため、運転台直後の乗降ドアがない、
車両と客用扉の配置や車両ごとの定員が異なるなど
他系列と共通使用できないという運用上のデメリットも
発生してしまいました。
また、軽量化と高強度化を両立すべくアルミニウム合金の
ハニカム構造を車体に採用するため、
製造費が高価でした。
以上の理由から、2007年に、最高速度300km/hの高速性能と
居住性の両立を目指した後継車両として、
東海旅客鉄道(JR東海)・JR西日本の両社が共同開発した
N700系が営業運転を開始し、
500系は「のぞみ」運用から離脱しました。
しかし、後から開発された700系が、東海道新幹線から
運用離脱した、現在でも、山陽新幹線で
8両編成に短い編成になり
「こだま」運用として活躍しているのは
嬉しい限りです。
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