~一章:廻り始めた運命~

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悲しみは私だけでなく、今この館で暮らす主人の妻のメイコさん、その娘のルカさんミクさん、そしてメグやメグの同僚のガクも同じ位深いもので暫くの間、この館を包むオーラは暗澹たるものだった。 以後、そんなムードに光が差し込むような出来事もなく、ただ月日が流れた。 そして私は障害を患い、メイコさん、ミクさん、ルカさんの3人から、どういうわけか、理不尽に酷い扱いを受け続けている。私が障害者……だから。
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