プロローグ『バッドエンド』

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プロローグ『バッドエンド』

ーーこれで全て終わる。   僕はいま、少女に指さししようとしている。 「ジャック!何躊躇してんだよ!」  この少女を殺せば全て終わる。俺は許され平穏な日々を取り戻せる。 ーー許してくれ。  俺は少女に指さーー  はぁ。いったい君は何度繰り返せば運命を変えてくれるんだろうね。  それとも、抗えない運命なのかな。    僕にはもう時間がないんだ。  僕の時間が無くなると、もう時を戻す事も出来なくなる。  次が恐らく最後の世界になるだろう。  さて、見届けようか。  新しい世界を。
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