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喧嘩
ーMisako sideー
千晃「真ちゃんなんて知らない!」
用事を済ませて千晃の待つ教室へ帰るとこんな声が聞こえてきた。
実彩子「千晃!!」
千晃はいきなり教室を飛び出して行った。
実彩子「ちょっと真司郎?」
真司郎「俺のせいや。」
実彩子「何があったn…。……………嫌な予感。」
真司郎から理由を聞こうとすると後ろの方から嫌な空気を感じた。
この気配は…。
光啓「真司郎。」
真司郎「…光啓…。」
実彩子「ちょっと落ち着こっか…。」
凄い顔をして真司郎を睨む光啓がいた。
でもすぐにその顔は緩んだ。
理由が分かっているようだ。
光啓「千晃も千晃だからなぁ。今回は真司郎ばっか責めてられないって言うか。」
真司郎「怒らへんの?」
光啓「俺らも何回もあったからね。」
全然ついてけないけど…あの三つ子も喧嘩するのね。
実彩子「あんた達も喧嘩するのね?」
光啓「まぁな。理由はそれだろ?」
と光啓が指さしたのは机に乗っていたとある物だった。
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