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「何だと…?」
白騎士も驚いたようにその様子を見る。
「貴様…まだ…!」
頭を抱え、もがき苦しむ。
「冬摩…さん…?」
一瞬の気の緩みが命取り。
「がぁあっ!」
振り下ろされずのままだった刃が再び振り下ろされる。
「やめろ!」
何者かの献身がそれを止めた。
紅い、紅い龍の…騎士。
「城戸…真司…?」
彼の世界で人を守る為に、仮面舞踏会を終わらせる為に奔走した正義の騎士。
仮面ライダー…龍騎。
「お前か…龍騎っ…!」
なだれ込むようにドアを突き破り、鏡像と龍騎は別のフロアへと姿を消した。
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