ハスキーのカイ、子猫を保護する

1/1
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/1ページ
今日もハスキーのカイは一人でお散歩。 歩いていると小さな箱を見つけました。 そっと覗いてみると小さな小さな子猫でした。 そして子猫と目が合いました。 「ミャー」 どうやら子猫はまだ言葉を話せないようです。 カイはとりあえず、おうちに連れていくことにしました。 そっと首をくわえて。 カイのおうちに着くと、子猫はあっちへウロウロ、こっちへウロウロ。 カイは、子猫がお腹が空いているだろうと思いミルクをお皿に入れて床に置きました。 子猫はよっぽどお腹が空いていたのかすごい勢いで飲みます。 あっという間にお皿は空っぽ。 すると子猫はカイの側から離れなくなりました。 「こんなに小さいのに寂しかっただろうな」と思い、傍に寄り添ってあげると、子猫は安心したのか眠ってしまいました。 しかし、カイは困っています。 言葉も話せず、小さい子猫のこれからを。 優しい性格のカイは、しばらく一緒にいることにしました。 きっと、子猫も安心してくれるはずだと思ったのです。 どれくらい時間が立ったでしょうか? いつの間にかカイも寝ていました。 「ミャー」 子猫は何かを訴えています。 カイは一生懸命考えて、子猫を優しく毛繕いしてみました。 子猫は嬉しそうに「ミャー」と鳴きます。 「やっぱり寂しかったんだ」 カイは子猫を守ることに決めました。 「もう少し落ち着いたらトミーくんたちに紹介しよう」 こうしてカイと子猫の共同生活が始まりました。
/1ページ

最初のコメントを投稿しよう!