乾いた心に…

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その不毛な土地にはろくに草木も生えなかった。 日照りばかりで、やっと雨が降っても荒れ続き。その地の者たちはわずかな食料を奪い合い、心は荒んでいた。 その土地の最も荒れた場所に、ある男はたった一人で住んでいた。 時に盗みをし、少しまともに稼いだ金もすぐに酒に変わっていく。 酒呑みの男は、たまにたらふく酒を飲んでは女を連れ込み、半ば無理やり抱いた。だが愛されることもなく、心が満たされることはなかった。 ある時、男の住むすぐそばに、小さな花が咲いた。 名もなきその花は小さ過ぎる。 だが、その小さな花すらもこの地では希少。咲いたのは奇跡のようなものだった。 「ちっ…喰えそうならその場で抜いて喰うが……なかなか良い見栄えじゃないか。花は抜いてしまえばそれで終わり。花の見た目に免じて勘弁してやるか…」 男はそう思い、そのままにしておいた。 ある日、男が帰ってくると、年若い娘がやってきた。 「こんばんは…。私は道に迷ってしまった者です…泊めていただけませんか…?」 「…泊めてやってもいいが…こんなボロ屋だ。それに、主は俺だからな。俺に従うなら構わない。」 男は酒に酔ったままそう言って、娘をまじまじと見た。 見た目からしても非力そうで儚げな印象の娘。 (なかなか見目の良い娘だ……この娘をここへ置いておけば少しは役に立つかもしれないな…こんな所を旅する娘だ…居なくなっても誰も気づきはしないだろう……) 男は娘を家に入れると言った。 「泊めてやるんだ、俺のすることに文句はないな…?」 あっという間に娘を組敷き、服を取り去った。娘は驚いたが激しい抵抗もせず、なされるがままになった。 「なかなかいい身体だ…。久しぶりの娘…味わわせてもらうぞ……」 身体中を撫でられ、娘は身体をびく付かせて反応した。 「いい感度だ…それに顔も悪くない…ここまでの娘はそういないだろう…」 男は娘を夢中になって抱いた。娘は愛らしい声で鳴き、そのまま清らかな身体を散らされた。
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